大リーグで活躍している日本人のひとり、
ドジャーズの山本が敵地シカゴでのカブス戦に先発。
大リーグ初勝利を挙げました。
彼の大リーグの挑戦は始まったばかりですが、
着実に一歩づつ進んでいる感じです。
本日の一枚は、龍谷大学大宮キャンパスです。
https://www.ryukoku.ac.jp/campus/omiya-campus/
写真は、清和館で現在は食堂となっています。
設計者 岡田 泰典・近藤 努・金井田 雄介
(株式会社日建設計)
建築主 学校法人龍谷大学
施工者 松井建設株式会社大阪支店
建築位置 京都市下京区
竣工年月 2018年2月
建物用途 戸建住宅
構 造RC・SRC・S造
階 数地上3階
敷地面積 2,859.27平米
建築面積 1,707.54平米
延床面積 4,184.50平米
大阪府知事賞部門 大阪府知事賞の
審査講評では、
「初めて書類審査で写真を目にしたときは、
即座に新築だとは認識できなかった。
それほど周囲の歴史的景観と自然な調和をなしている。
さらに、現地を訪れてみると、
それは単に過去の様式を踏襲しただけのものではなく、
現代の材料と技術を駆使しながら
創意工夫を織り交ぜて伝統を更新した
独創性をも備えていることに気付かされた。」
と記されています。
https://www.aba-osakafu.or.jp/architects/award63_01.html
それほど、京都の歴史と旨く合った建物となっています。
龍谷大学は1639(寛永16)年に西本願寺学林として創設され、
明治の学制改革によって「大教校」
と改められるにともなって、
1879(明治12)年に講堂として完成しました。
本館は一般に「擬洋風建築」といわれ、
完全な洋風の建築技術がまだ日本に定着する前の、
和洋折衷を取り入れざるを得なかった頃の貴重な建造物です。
京都駅から少し歩いたバス通りにも、
ふと、歴史を感じる建物に出会うことが出来ました。
では、次回をお楽しみに