皆さまお盆休みは如何お過ごしでしょうか?
台風の影響で予定していた旅行等を
変更された方も多いかと思います。
お盆の夏の風物詩、夏の甲子園。
大会は、8日目を過ぎ、第2回戦が行われております。
また、それぞれのドラマが繰り広げられています。
本日の一枚は、神戸朝日ビルです。
兵庫県神戸市中央区の旧居留地に
建つ超高層オフィスビル。
外壁はアルミカーテンウォールを使用していますが、
低層階の外壁は以前の旧神戸証券取引所
(渡辺節設計、1934年築)の
外観を復元した、重厚なテラコッタ造りになっています。
階 数 地上25階、塔屋1階、地下2階
建物高 最高部112m
敷地面積 2,898平米
建築面積 2,254平米
延床面積 28,215平米
建築主 朝日ビルディング
設計者 竹中工務店
施工者 竹中工務店
着 工 1991年11月
竣 工 1994年02月
神戸証券取引所は昭和42年10月に廃止され、
神戸朝日ビルとして映画館「神戸朝日会館」、
朝日新聞社神戸支局などに使われていましたが、
平成6年、現在のの高層ビルに生まれ変わりました。
4階の「神戸朝日ホール」は2017年に一旦運営を終了し、
その年から2020年まで
「シネ・リーブル神戸アネックス」として運営された後、
2023年に再び神戸朝日ホールとしてリニューアルオープン。
地階は3スクリーンのミニシアター「シネ・リーブル神戸」
一階部分には証券取引所時代の
重厚な柱を利用したピロティ空間が設けられ、
毎年クリスマスシーズンには
実物もみの木を使ったトイデコレーションが行われる他、
様々なイベントが開催されているようです。
渡辺節は、商船三井ビルディング(旧大阪商船神戸支店/大正11年)、
大阪ビルヂング(ダイビル本館/大阪市、大正14年)、
綿業会館(大阪市、昭和6年/国の重要文化財)など、
関西に多くの名建築を残しています。
新旧が一体となった美しい建物。
訪れたこの日は、
神戸の歴史と新しい息吹を感じながら、
街歩きを堪能しました。
では、次回をお楽しみに