大相撲名古屋場所の千秋楽。
関脇豊昇龍が決定戦で北勝富士を制し初優勝。
大関昇進が確実になりました。
一方、本割で残念ながら敗れた新入幕の伯桜鵬も
大いに注目を集めました。
本日の一枚は、せんだいメディアテークです。

「メディアテーク」とはフランス語で「メディアを収める棚」
仙台市民に愛される公共施設で、
美術や映像文化の活動拠点として、
どんな人でも様々なメディアを通じて、
自由に情報のやりとりを行う施設となっています。
設計
意匠:伊東豊雄建築設計事務所
構造:佐々木睦朗構造計画研究所
設備:総合設備計画、大瀧設備事務所、イーエスアソシエーツ
施工 熊谷組・竹中工務店・安藤建設・橋本共同企業体
敷地面積 3,948.72平米
建築面積 2,933.12平米
延床面積 21,682.15平米
最高高さ 36.49m
階数 地下2階、地上7階、屋上階
構造 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
竣工 2000年8月
プリツカー賞受賞建築家 伊東豊雄氏の代表作。
その他の代表作として「多摩美術大学図書館」「ぎふメディアコスモス」
「元町・中華街駅」や「TOD’S表参道ビル」などを手がけています。
7枚のスラブを13本のチューブが支える独特な構造です。
階段となるチューブの内部には所々に偉人のメッセージが隠されています。
建物全体は、13本の鉄骨独立シャフト(チューブ:主に鋼管トラス構造)と、
7枚の鉄骨フラットスラブ(ハニカムスラブ:鋼鈑サンドイッチ構造)で構成し、
各階異なる平面計画を採用。
下部構造(地下1階)に地震エネルギー吸収機構を装備しています。
空調では、南側の2重ガラス面(ダブルスキン)と
上部の開閉機構で空調コストを軽減。
夏は機構を開放し、内側に上昇気流を起こしてガラス面を冷却。
逆に冬は閉めて、断熱性の高い空気層を作るように設計されています。
https://www.smt.jp/info/about/character/
仙台には魅力的な建物が他にも沢山あります。
他にもご紹介していきます。
では、次回をお楽しみに