大相撲名古屋場所は中日を終えて、
1敗でトップが、関脇の豊昇龍、錦木、北勝富士
2敗で6人が追いかけ、まだまだ見逃せません。
本日の一枚は、CURA GINZA です。

2023年1月に竣工したばかりのこの建物。
規模:地下1階 / 地上13階
構造:鉄骨 造
延床面積: 5,500平米
デザイン:Doone Silver Kerr
意匠設計:森建築デザイン事務所
構造・設備設計、施工:東急建設
歌舞伎座のある東銀座交差点至近、銀座三越、和光本館などの
銀座主要スポットから徒歩5分圏内に位置する利便性の高い立地に位置します。
銀座という地の価値観を共有する作り手の
キュレーション(Curation)の場所となる意味を込められたネーミング。
https://best-tokyo.com/office/items/17268/00035341
日本の伝統的な歴史をもつ「銀座」の原風景「水路」と「柳」を
日本古来の「職」による技法によってそれらを呼応させる形で
構築したデザインと 先進的な素材による環境への配慮と
未来への貢献を目指しています。
http://www.design-mado.jp/works/cura_ginza.php
随所にこだわりを感じる意匠と、
設計から建築に至るまでCO2排出量の大きな削減が行われた、
デザインとサステナビリティを実現した注目物件。
特に、CO2排出量削減に関しては、
低炭素型コンクリート「CELBIC」を初採用し、CO2削減率46.5%を達成した。
CELBICは、コンクリートの材料として一般的なセメントの一部を
「高炉スラグ微粉末」で代替し、
セメントの製造過程でのCO2の排出を削減する低炭素型コンクリート。
高炉スラグ微粉末の使用率を10~70%の範囲で調整することで、
セメント製造に伴うCO2の排出を9~63%削減することが可能。
製鉄所での副産物であることから、
資源の有効活用の側面からも有用なものとして、
今後の展開が期待されています。
https://sekokan-navi.jp/magazine/64905
歌舞伎座の辺りを歩いて目を引く建物に、
サステナビリティに真摯に取り組む象徴を感じた次第です。
では、次回をお楽しみに