大相撲名古屋場所の初日。
大関貴景勝が休場、
新大関の霧島も突然の休場で、不戦敗。
大関全員の初日からの不在は、昭和以降初。
また、そこで奮起したのか、横綱、関脇、小結と
何れも初日を飾りました。
本日の一枚は、地主神社(とこぬし)です。

与論城跡や琴平神社に隣接してある神社。
地主神社(とこぬし)は、
島の神である「大地主(おおことぬし)」の神を祀った神社です。
これらは高台に立つ神社なので、
そこから見下ろす島の街並みは絶景です。
この神社の境内では与論十五夜踊りが奉納されています。
「この場所からは沖縄が見えるし、ヨロン島が一望できる。
景色を楽しみに訪れて欲しい」と話すのは、
この神社に勤める沖道成さん。
与論高校卒業後に島を離れて大学に進み、
社会人としての経験を積んだあと
2011年に島に帰り家業である神職に就かれています。
琴平神社は、大国主之命、市杵島姫之命、菅原道真公
の三柱の神が祀られています。
第二次世界大戦中、米軍の空襲により焼失してしまいましたが、
島民の寄付により再建されました。
神社の中には、昭和の島の様子がわかる写真が展示されており、
島の歴史に触れることができます。
与論城跡は、
島南端の丘にある15世紀頃に築かれた
琉球王朝時代の城跡で、石垣のみが残っています。
そしてこの神社には忘れてはならない場所があります。
それは竜頭。
この神社は城跡に建立されています。
沖縄から敵が来島してくるのを想定して城壁を作るのですが
その城壁を龍体で作るのです。
その龍の頭は、
敵が攻めてくるであろう湾に向かって口をあけて睨みをきかせています。
眼下に琉球が攻め来ると想定された湾があり、
草で覆われた道を崖沿いにいくと仏像が安置されて
その口のなかには先祖の遺骨が祀られています。
与論島では風葬が行われていて、
この近辺ではその痕跡が残っているのです。
ここは将に与論島の心臓のような聖地です。
島の外周道路は、約23キロ。
この小さな島に、聖地を感じたひと時です。
では、次回をお楽しみに