第22回サッカーワールドカップ・カタール大会。
無敵艦隊スペインに初勝利し、4回目の決勝トーナメントに進出。
対戦相手は、前回準優勝のクロアチア。
今夜(日本時間6日午前0時)ベスト8進出に向けて戦いが始まります。
本日の一枚は、静岡県コンベンションアーツセンター グランシップです。

「文化創造と交流の拠点」として、静岡県が設置する県立複合文化施設です。
静岡市と清水市の中間あたり東静岡駅に位置します。
建築主 静岡県
管理運営 公益財団法人静岡県文化財団[1]
敷地面積 36,009平米
建築面積 13,647平米
延床面積 60,630平米
階数 地上12階、地下2階
竣工 1999年(平成11年)3月13日
改築 外壁改修工(2014年)
設計者 磯崎新アトリエ
構造設計 木村俊彦構造設計事務所/佐々木睦朗構造計画研究所
設備設計 森村設計
サインデザイン Estudio Mariscal(ハビエル・エランド・マリスカル)
劇場計画・技術 杉本省三/ アートクリエーション
音響設計 永田音響設計
舞台照明設計 東京舞台照明
施工 清水・竹中・住友・木内・平井工業JV
バルブ後とはいえどこを見ても豪華でダイナミックな建築です。
建物の全長は約200m、高さ60mのこの建物は、
「グランシップ」の愛称の通り、船をイメージしています。
巨大な古墳のようにも見え、潜水艦のようにも見えます。
また、真正面から見ると、茅葺き屋根の古民家の様な形です。
スペイン産スレート貼りの大屋根は、
楕円平面と放物線の組み合わせにより形作られています。
脇を走る新幹線からの高速な移動する視線に対しても、
一瞬にしてこの建物を印象付ける力を持っていて、
東海道本線および東海道新幹線の車窓からもよく目立ちます。
現代のカテドラルというコンセプトの大ホール「海」は、
最大4600名が収納可能な大ホールで、
高さ58mの大空間に1,720m2のアリーナ空間が広がっています。
その他にもコンサート、演劇、伝統芸能、ミュージカル、
バレエなどの舞台芸術に最適な中ホール「大地」を始め、
静岡芸術劇場、会議室、交流室、
展示ギャラリー、映像ホール、託児所、
情報ラウンジ、展望ロビー、レストラン・カフェ
等で構成されています。
訪れたこの日は、講演会が行われ、
この素晴らしい空間で、素晴しい学びの時間を過ごしました。
では、次回をお楽しみに