大相撲9月場所の初日。
先場所優勝の逸ノ城は、大関貴景勝を撃破し先ず先ずのスタート。
貴景勝以外の横綱・大関陣は、安泰でした。
今場所の賜杯の行方は如何に。
本日の一枚は、ノートルダム大聖堂です。

子供から大人まで誰もが知っている世界的に著名な歴史的建造物です。
ゴシック建築を代表する建物であり、
フランス、パリのシテ島にあるローマ・カトリック教会の大聖堂。
ノートルダムとはフランス語で「我らが貴婦人」
すなわち聖母マリアを指します。
1163年、国王ルイ7世臨席のもと、
ローマ教皇アレクサンデル3世が礎石を据えたことに始まります。
建築工事の大半は司教モーリス・ド・シュリーと
その後継者オドン・ド・シュリーが指揮を執って進められました。
竣工は、1272年。
100年以上もの工事を経て、ゴシック様式の大傑作が誕生しました。
フランス革命や政教分離の苦難の時代、
パリの住民による無関心などから、
ノートルダム大聖堂はすっかり荒廃していました。
1831年、大聖堂を愛して止まなかった文豪ヴィクトル・ユーゴーは
小説「ノートルダム・ド・パリ(ノートルダムのせむし男)」を発表し、
大聖堂の名誉の回復を図りました。
こうして、ないがしろにされていた大聖堂はふたたび日の目を見、
世論によって必要な修復が施されるに至ったのです。
1996年公開のディズニーの長編アニメーション映画
ノートルダムの鐘の原題です。
1991年にユネスコの世界遺産に登録。
ノートルダム大聖堂は2013年に着工850周年を迎え、
そのプロジェクトの一環として
北塔と南塔の鐘の鋳造やノートルダム大聖堂前の広場の整備、
屋内照明の改修などが行われました。
2019年4月15日の夕方に大規模火災が発生し、屋根の尖塔が崩落。
もとの美しい姿を取り戻せるようにと、刻一刻と寄付が集められ、
数世紀前の建築で用いられた技法と、
現代の最新技術を組み合わせた方法で
大聖堂を復元する試みが、行われています。
訪れたこの日は、レンタサイクで街を巡り、復元された外観を望みました。
では、次回をお楽しみに