プロ野球、セリーグはヤクルトでほぼ決まりでしょうか。
一方のパリーグは、上位3チームがゲーム差なしの大混戦。
ソフトバンク、西武、オリックスの3チーム
楽天もまだまだ可能性は残されています。
今季のパリーグは最後まで何が起こるか分からない。
本日の一枚は、石町時の鐘(こくちょうときのかね)です。

東京都指定文化財に指定されています。
小伝馬町駅の傍、
十思(じっし)公園の中に建っています。
昨年2021年1月のブログで、
その向かいにある大安楽寺をご紹介しました。
https://cmsoken.exblog.jp/32084704/
両者を挟む通りが「時の鐘通り」です。
江戸時代の時の鐘は最初江戸城に置かれていました。
その後、徳川秀忠のころ、1626年に時の鐘を
辻源七が本石町三丁目に移し、鐘楼堂を建てました。
その後、1710年に起こった火災で鐘楼などが焼失し、
現在の時の鐘は1711年に作られたものです。
明治4年9月、時の鐘は廃止され、1930年に
十思公園にある鉄筋コンクリート造の鐘楼に移されます。
十思公園の辺り一帯は江戸時代、「伝馬町牢屋敷」があった場所。
伝馬町牢跡は、吉田松陰をはじめ、
近代国家の成立に尊い血を流した数多くの志士の終焉の地であり、
明治維新史の聖地とされています。
牢内で斬罪のあるときは、延命を祈るがごとく、
鐘を遅らせてついたといわれます。
そのことから、「情けの鐘」とも呼ばれました。
現在は大晦日のみ鐘が撞かれ、
その情けの鐘の音を聞くことができます。
では、次回をお楽しみに