プロ野球のはセパ交流戦。
阪神がオリックスに3連勝。
セ・リーグ4位に浮上しました。
交流戦前に12あった借金は、6まで半減。
全員一丸野球が戻ってきました。
本日の一枚は、名古屋市市政資料館です。

今週も引き続き名古屋の名建築のご紹介です。
旧名古屋控訴院、名古屋城の西数百メートルの場所に位置します。
設計:金刺森太郎、山下啓次郎(司法省営繕課)
施工:直営
竣工:大正11(1922)年9月
構造:煉瓦鉄筋コンクリート造2階建て
延床面積:6,700平米
当時の裁判所は、大審院、控訴院、地方裁判所、区裁判所とあり、
控訴院は現在の高等裁判所にあたります。
現存するのは名古屋と札幌(1926年竣工)のみ。
名古屋が現存する最古の控訴院庁舎となります。
明治33年から昭和5年まで司法省営繕課のトップの座に就いていた、
建築家の山下啓次郎氏。
同課の営繕課のボスだった山下啓次郎よりも5歳年上、
明治初期より洋風建築の建設に数多く携わってきた
ベテラン建築家の関根要太郎氏)。
司法省という名前からはかなりかけ離れた
ロマンチックな作品が数多く残されています。
赤い煉瓦と白い花崗岩、緑の銅版、
そしてスレートの黒を組み合わせた
荘重で華やかなネオ・バロック様式の外観は、
建物が建っている外堀界隈の景観を引き立て、
地域のシンボルとして長く人々の印象に刻み込まれてきました。
国の重要文化財(昭和59年指定)として保存・公開するとともに、
名古屋市の公文書館として名古屋市の誕生から今日にいたるまでの
行政文書や資料を保存し閲覧しているほか、
この建物が市民の集いの場となるよう
文化活動のためのスペースも備えています。
https://www.city.nagoya.jp/shisei/category/52-7-4-0-0-0-0-0-0-0.html
元裁判所であったことから司法に関する展示も行っており、
「法律を学ぶ人の中には、名古屋へ行ったらぜひ市政資料館に足を運ぶべきだ」
との声も。
訪れたこの日は、館内見学は叶いませんでしたが、
名古屋城の周りには名建築が数多くある事を十分堪能いたしました。
では、次回をお楽しみに