プロ野球はセパ交流戦が始まり5日目。
ヤクルトが4連勝で交流戦の首位に!
リーグでも首位になりました。
また、セリーグでは最下位ながら、
阪神は交流戦で2位と調子が上がってきてます。
これからも楽しみです。
本日の一枚は、名古屋市役所本庁舎です。

これまで、名古屋には度々足を運んでおりましたが、
意外にも、数ある名古屋の名建築の中で、
この建物のご紹介が未だでした。
名古屋市庁舎は,名古屋城の旧三之丸に位置します。
現在の建物は昭和8年に新築されたもので、三代目の庁舎です。
竣工 昭和8年9月6日
構造 鉄骨鉄筋コンクリート
規模 地上5階、地下1階、塔屋付
建築面積 4,496平米
延床面積 24,404平米
平成26年には、国の重要文化財(建造物)に指定されました。
本庁舎は昭和天皇即位の記念事業として建設されたもので、
公募によって選ばれた平林金吾の設計を基にした、
近代的なビルに和風の瓦屋根を載せた
「日本趣味を基調とした近世式」の意匠が特徴的です。
平林金吾氏は、
愛知県西春日井郡豊山村(現在の豊山町)出身の建築家。
名古屋市役所の他に大阪府庁、
朝鮮貯蓄銀行(現在のSC第一銀行)本店ビルで
採用された実績があります。
外観の特徴は、中央にそびえる高さ53.5メートルの時計塔です。
二層の屋根を配した塔の頂上には、
四方にらみのしゃちを載せ、
名古屋城との調和を図った意匠となっています。
玄関ホールの柱や階段手すりには、
山口県産の「小桜」という良質の大理石が使われています。
この大理石は国会議事堂の余材を使用したもので、
この石を使っているのは国会議事堂とこの庁舎だけと言われています。
中央階段手すりの照明器具は、陶芸家であり、
釉薬研究の第一人者といわれた小森忍氏の手によるものです。
2階中央廊下の奥に、議場があります。
全国的にもめずらしい円形の議場となっており、
議事が円滑に進められるようにという
思いが込められていると言われています。
訪れたこの日は、名古屋城にも足を運びました。
名古屋城について2016年にご紹介しておりますが、
https://cmsoken.exblog.jp/25486038/
更に、復元工事や新しいコーナーが設置されていました。
では、次回をお楽しみに