コロナの規制も緩んできた東京・国立競技場には、
今期最多の3万3604人の観客。
ラグビーのリーグワンの初代王者に輝いたのは、
旧パナソニックの埼玉。
決勝で敗れた旧サントリーの東京SGも
よく食らいつきましたが無念のノートライで準優勝に終わりました。
本日の一枚は、旧新橋停車場です。

高層ビルが林立する汐留地区の一角に、
日本で最初に開業した鉄道ターミナル新橋停車場の駅舎が、
当時と同じ場所に再現されました。
竣工は2003年
RC造、地上2階
高さ15メートル
延床面積 1,351平米
復元設計JV総括は日本設計@田原幸夫氏
新橋停車場は、明治5年(1872)に竣工。
設計はアメリカ人建築家ブリジェンス。
以後、中央駅としての輝かしい歴史を刻みながらも、
大正3年(1914)の東京駅開業により貨物専用駅となり、
関東大震災で駅舎本屋を焼失。
竣工当時の古写真や発掘された実物の駅舎基礎など
信頼できる資料のみを基に、
可能な限り正確に復元されています。
https://www.sanko-e.co.jp/read/memory/kyu-shinbashi/
1997年にスタートした「旧新橋停車場」外観復元プロジェクトは、
古写真をコンピュータ分析して寸法を割り出すなど先端の技術を使用。
建材基準など「昔どおり」ではクリアできない問題を解決しての結果です。
鉄道歴史展示室は、
日本の鉄道発祥地である汐留の歴史をご紹介。
明治期に日本の近代化を牽引した鉄道の発展と影響を堪能できます。
https://www.ejrcf.or.jp/shinbashi/
展示室の基本コンセプトは、
「訪れた人々が気軽に楽しむことができる部屋」
無料で公開されています。
訪れたこの日は、未だ一通りも少なく、
高層ビルの谷間に癒される空間がありました。
では、次回をお楽しみに