大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会は、
昨年幕を閉じたびわ湖毎日を統合した
五輪や世界選手権の代表選考会の役割を引き継いだ大会です。
そこで、
23歳の星岳選手が2時間7分31秒の初マラソン日本最高記録で優勝。
おめでとうございます。今夏の世界選手権が楽しみです。
本日の一枚は、真田神社です。

以前のブログに紹介した上田城本丸の中にあります。
創建の歴史は意外に浅く、明治になってから。
http://sanada-jinja.com/about/
起源は、上田城主となった系統の藤井松平氏の
初代忠晴公の隠退後に号した忠山。
寛文九年(1669年)に亡くなられた忠山公の墓がある
京都の金戒光明寺の忠山社となります。
明治維新後上田城も間もなく民間へ払い下げとなり
上田城本丸跡の所有者となっていた丸山平八郎氏の篤志により、
その南半分の地が境内用地として寄附され、
松平神社創立願が長野県より許可されたが明治12年。
この時点で松平家の御先祖をお祀りする御宮であり、
祭神は松平忠山(まつだいら ただはる)・
忠昭(ただあき)・忠周(ただちか)の3柱でした。
大戦後、松平氏のさらに先代の城主である
仙石・真田両氏も祀るべきとの声が高まり、
歴代全城主が祭神となったのが昭和28年。
この時の社名は上田神社。
しかし、上田市内にもう一軒上田神社があったため
紛らわしいとされ、昭和38年に再度改称され、
現在の真田神社となっています。
それぞれの時代と共に、
明治維新後の旧上田藩士や旧領内有志や
大戦後の上田市民の思いが詰まった神社なのだ、
と感じた次第です。
では、次回をお楽しみに