全豪オープンテニス女子で大阪なおみ選手が、
2019年以来2度目の優勝。
4大大会制覇は、18年、19年の全米と合わせて、
4年連続の4度目となります。
女王大阪は強かった。
本日の一枚は、ニコラス・G・ハイエックセンターです。

東京・銀座中央通りに面したこの建物。
スウォッチ・グループ会長の名ににちなんで名付けられています。
設計者:坂茂(ばん・しげる)
構造設計:アラップジャパン
施工者:スルガコーポレーション・鹿島建設
竣工年月:2007年4月
構造:S造 RC造 SRC造
階数:地上14階 地下2階
敷地面積:473.76平米
建築面積:412.08平米
延床面積:5697.27平米
設計者の坂茂氏は、世界的に著名な日本を代表する建築家のひとりで、
段ボールを使うなど、環境に配慮した建築を手がけることで知られ、
パリ・ポンピドゥーセンター分館なども設計しています。
建築界のノーベル賞と言われる「ブリッカー賞」の受賞者にも選出されました。
坂氏は、「それぞれのブランドのブースを、
裏通りにひしめく店舗のように配置したかった。」
として1階の各エレベーターは、
それぞれが各ブランドのメーン・ショップへ直通する
ブティックの始まりとしてデザインされています。
スウォッチのほか、グループ会社のオメガ、
ブレゲ、レオン・アト、ジャケ・ドローといった
最高級ブランドの小さなブティックが7軒入って、
ブランドのイメージ強化を図ってます。
このビルに採用された新しい試みの一つに、
新種の質量型制震工法、Self Mass Damper(SMD)システムがあり、
第19回JASCA賞(構造技術者協会)を受賞しています。
https://www.jsca.or.jp/vol5/p3_1_prize/200812/doc01.php
スイス時計産業の伝統と革新が一堂に会し、
ラグジュアリーでアーティスティック、
かつ、テクニカルな要素を取り入れた、
空間芸術がここにありました。
では、次回をお楽しみに