柔道男子66キロ級の東京五輪代表決定戦が行われ、
阿部一二三選手が制しました。
丸山城志郎選手との日本柔道史上初の
ワンマッチによる代表決定戦。
両者はこれが8度目の対戦で、対戦成績は4勝4敗。
この日も両者互角で、延長戦でやっと決着。
また、妹で女子52キロ級の阿部詩選手も代表に選ばれており、
東京五輪では兄妹で金メダルの夢に挑みます。
本日の一枚は、築土神社(つくどじんじゃ)です。

東京都千代田区九段のオフィスビルの間に建っています。
通称、築土明神。
創建時の祭神・平将門に因み、武勇長久の神社として親しまれ、
毎年正月に授与される勝守(かちまもり)は有名です。
http://www.tsukudo.jp/gaiyou-rekisi.html
主祭神が日本神話の神である天津彦火邇々杵尊
(あまつひこほのににぎのみこと)です。
創建は平安時代、戦に敗れ討ち取られた平将門の首が、
首桶で運ばれて現在の千代田区大手町付近に
祀られたのが始まりです。
その場所が津久戸村と言う村でしたので、
「津久戸明神」として創建されたと伝えられています。
戦国時代には、太田道灌により社殿が造営され、
江戸城の鎮守神として厚く崇敬されました。
その後九段坂上の地に移転し、
その一帯が田安郷と呼ばれていたことから「田安明神」と称され、
日枝神社、神田明神とともに江戸三社の一つにも数えられました。
江戸時代になり徳川家康の江戸入城の際、
江戸城の拡張工事のため、
新宿区の筑土八幡神社の隣接地に移転し、
名前も「築土明神」に改称されました。
明治7年に天津彦火邇々杵尊を勧請し、
現在の「築土神社」に改称されています。
第二次大戦時の東京大空襲により全焼してしまいますが、
現在の世継稲荷がある境内地に移転して再建されます。
平成6年には境内地にオフィスビルが建設され、
社殿も新築されました。
武道の神様、勝負の神様として信仰されている
九段下にあるパワースポット。
皆さんの勝負の年に訪れてみては如何でしょう。
では、次回をお楽しみに