大相撲9月場所、関脇・正代が、
前頭十四枚目・翔猿を下して、13勝2敗で初優勝。
熊本県出身力士としても初。
16年の熊本地震、今夏の甚大な豪雨災害からの復興を目指す地元へ、
勇気を与える優勝になりました。
本日の一枚は、高幡山明王院金剛寺です。

関東三大不動の一つに挙げられ高幡不動尊として親しまれています。
https://www.takahatafudoson.or.jp/
平安時代初期に慈覚大師円仁が、清和天皇の勅願によって
当地を東関鎮護の霊場と定めて山中に不動堂を建立し、
不動明王をご安置したのに始まります。
のち建武2年(1335)8月4日夜の大風によって山中の堂宇が倒壊したので、
時の住僧儀海上人が康永元年(1342)麓に移し建てたのが
現在の不動堂で関東稀に見る古文化財です。
続いて建てられた仁王門ともども重要文化財に指定されています。
新選組副長として活躍した土方歳三の菩提寺である縁から
境内には土方歳三の銅像や殉節両雄の碑があります。
歳三の墓のある愛宕山石田寺は末寺のひとつです。
足利時代には「汗かき不動」と呼ばれて
鎌倉公方をはじめとする戦国武将の尊祟を得、
さらに江戸時代には関東十一檀林に数えられ、
庶民には火防の不動尊として広くの信仰を集めていました。
初詣から始まり、毎月28日の縁日をはじめ、
節分会、萬灯会などの年中の行事に加え、
境内地四千数百坪と、
接続する山林を合わせて三万坪からなる敷地に
織り成される四季を彩る自然と景観風情の中で、
あじさい祭り、紅葉祭りなどの催しも行われています。
今は曼珠沙華が、見頃を迎えています。
では、次回をお楽しみに