大相撲7月場所は、
中日の上位陣安泰の記述から一転。
約2年半ぶりに幕内に復帰した
元大関の東前頭17枚目・照ノ富士が
カムバック優勝を果たしました。
一時は序二段まで番付を下げましたが、
再入幕し30場所ぶり2度目の優勝。
コロナ渦で観客が少ない中、感動の復活Vで
場所を締めました。
本日の一枚は、秋葉原UDXです。

秋葉原ダイビルとともに「秋葉原クロスフィールド」
というITを活用した次世代ビジネスの創造を
目的とする活動の拠点。
歩行者デッキ(アキバ・ブリッジ)によって
JR秋葉原駅電気街口および秋葉原ダイビルと連絡しています。
2006年3月に開業したこの建物。
鉄骨造で一部CFT構造
地上22階、地下3階
高さ107メートル、建築面積8,559平米、延床面積161,482平米
設計は、NTT都市開発、鹿島建設、NTTファシリティーズ、日総建
施工は鹿島建設です。
地震の揺れを低減するハニカムダンパー(合計600台)を設置した
パッシブ型制震システムを採用するほか、
リアルタイム防災システムを導入しており、
地震発生時には建物内に6台設置した
地震計のデータを解析して建物や設備の危険度を判定し、
防災センターのモニターに表示します。
このシステムは東日本大震災で発揮され、
地震発生後30分あまりで建物の安全宣言が放送されてました。
設計コンセプトは、基層と先端の重奏
「基層」とは、この土地に受け継がれてきたコンテクストを継承し、
新たな独自の都市文化を生成していく場としての骨格となる部分。
「先端」とは、新たな独自の都市文化を
生成させていく舞台となる部分。
http://udx.jp/about/design/
コロナ渦で、いつもの賑わいではないのかもしれませんが、
人と情報と産業の関わりをより密接にした建物が、
この秋葉原にそびえています。
では、次回をお楽しみに