ラグビー日本代表の山中亮平選手が、
全国の幼稚園などにボール1千個送りました。
その元手は、自ら企画したトレーナーの売上。
そのトレーナには、「どこにいるかではなく、何をするか」と記されています。
彼の経験・思いが詰まっていました。
本日の一枚は、江東区三好にあります「曹洞宗寺院の善徳寺」です。

永平寺と總持寺を大本山と仰ぐ善徳寺は、
寛永6年(1629)四谷忍町に善徳庵として開創されたのがはじまりで、
開山は祇峰道樹禅師、開基は孤渓秀頓老和 尚と伝えられています。
数回の移転を経て、寛文4年(1664)現在地に落ち着きました。
その後、何度か風水害に見舞われ、特に関東大震災、
東京大空襲では全ての建物が焼失致しましたが、
平成6年(1994)までに伽藍の再建、境内の拡張整備、
新墓地の開設等を終え、
新本尊釈迦牟尼仏の開眼法要が厳修されました。
善徳寺にある木造阿弥陀如来坐像と、
釜六太田正次作の鉄造天水桶は、
江東区有形文化財に登録されています。
この最寄り駅は、清澄白河駅。
海だった一帯を埋め立てて開拓されたのは江戸時代初期。
清澄白河という名前は、この地を開発した清住弥兵衛と、
白河藩の藩主出身の松平定信の名前を
組みあわせて名づけられたと言われています。
美しい清澄庭園や名物の深川めし、
情緒香る寺町、そしてアート……。
この街を彩るのは、伝統と現代の美。
寺院や下町の風景の中にアートが融合しています。
ご近所散策の時の風景と共に、下町のご紹介でした。
では、次回をお楽しみに