今朝の新聞、スポーツ欄はさぞかし少ないだろうと
思っていたら、4面使われてました。
その中で、東京五輪延期に関係する記事に、
新型コロナ感染拡大が収まらない中、
来夏の開催に向けた様々な課題について
一面が費やされてました。
本日の一枚は、昨年末竣工したばかりの国立競技場。

渋谷スカイ屋上から撮影した一枚です。
竣工日は2019年11月30日
この頃は五輪延期など誰が想像していたでしょう。
敷地面積 約109,800平米
建築面積 約69,600平米
延べ面積 約192,000平米
高さ約47メートル
南北方向約 350メートル、東西約 260メートル
階数が地上 5階、地下 2階
観客席数(竣工時):約60,000席(うち車いす席約500席)
設計は隈研吾氏。
丹下健三の手掛けた以前の国立競技場を
目にしたことが建築家を目指すきっかけとなった。とのこと。
「杜のスタジアム」と題し"木"を取り入れた、
周辺環境と調和するスタジアム。
象徴的なモニュメントというより、
圧迫感の少ないデザインを採用しています。
47都道府県それぞれの地域で生まれた「杉」を使用。
木材はそれぞれの産地に向けた方角に並べられ、
日本全国の一体感を象徴するデザインとなっています。
デザインコンペのやり直しなど、
いわくつきのプロジェクトでしたが、
結果的に日本らしい競技場となりました。
ステイホーム週間の最中、
東京五輪・パラリンピックの成功を
心密かに祈ってます。
では、次回をお楽しみに