新型コロナウイルスの感染拡大を受けて,
観客を入れずに開催された大相撲春場所。
土俵の周りには取組を待つ力士のほか審判の親方と行司、
それに呼出だけで、観客がおらず歓声もない中、
行司の勝ち名乗りや報道陣のカメラのシャッター音が響きます。
荒れる春場所と言われますが、
初日は、関脇、大関、横綱全て安泰でした。
本日の一枚は、パークコート赤坂檜町ザタワーです。

2018年2月に竣工したこの建物、
設計・監理は、日建設計、日建ハウジングシステム
デザイン監修は、隈研吾建築都市設計事務所
土木設計は、日建設計シビル
施工は、大成建設です。
敷地面積4,664.6平米、建築面積1,887.63平米
延べ床面積44,443.25平米。
地下1階地上44階塔屋2階建て、
RC一部S造(免震・制振構造)です。
共同住宅(319戸)、公益施設
港区の子育て支援施設と
小規模多機能型居宅介護施設が入る高層の複合建築。
再開発を通じて地域の防災性を高めるとともに、
敷地内に緑豊かな空間を創出しています。
隈研吾氏による「一本のヒノキ」をモチーフに
周辺の緑との連続性を出すため、
建物外観は木調プリントのアルミルーバーで設えられています。
また、もともとは崖地であった敷地に
緑化した斜面と動線を新設し、周辺に寄与しています。
パークコート赤坂檜町ザ・タワーがある赤坂9丁目は、
六本木や赤坂などの繁華街が近いにも関わらず、閑静なエリア。
ミッドタウン敷地内にある檜町公園の緑を中心として、
都心とは思えないほど静かな環境です。
ミッドタウンは元々、
戦国武将「毛利家」の武家屋敷があったエリア。
明治時代は陸軍の駐屯地として使われましたが、
今でもその自然の豊かさを残しています。
芸能人が多いと言われる六本木・赤坂エリアですが、
実はパークコート赤坂檜町ザ タワーの近くには
ジャニーズ事務所があります。
では、次回をお楽しみに