ラグビー第9回ワールドカップ日本大会。
初めて8強に進んだ日本は、
南アフリカとの準々決勝の臨みましたが、3-26で敗れ、
史上9チーム目となる準決勝進出にはなりませんでした。
然しながら、堂々の8強入り。
One Team
チーム一丸となった日本チームが新たな歴史を刻みました。
本日の一枚は、宮本三郎記念美術館です。

世田谷区奥沢の住宅街の中に、ふと建っているこの種物。
洋画家・宮本三郎(1905-1974)が
長きにわたり制作の拠点とした地に、
世田谷区が建設した美術館で、
2004年4月に世田谷美術館の分館として開館しました。
http://www.miyamotosaburo-annex.jp/shisetsu.htm
宮本三郎は、1905年5月23日、現在の石川県小松市松崎町に生まれ、
1935年7月より世田谷区奥沢にアトリエを構えます。
生来の素描力を土台に、さまざまに画風を変えながらも、
人物を主たるテーマとして制作、
晩年は花と裸婦を主題にした豪華絢爛な絵画世界を構築します。
三郎の奥さんは夫の絵のモデルになるという内助の功もあったようで、
夫婦仲の良さも伺えます。
2階に展示室(155平米)、1階に講座室(72平米)を設け、
展覧会だけではなく、創作活動や各種講座を開催、
生活の中により豊かな彩りが添えられる
プログラムを実施しています。
世田谷美術館の分館は他にも
向井潤吉アトリエ館(世田谷区弦巻2-5-1)
清川泰次記念ギャラリー(世田谷区成城2-22-17)
とあり、
本館である世田谷美術館は、砧公園内にある
建築家内井昭蔵氏設計の代表的な建設物です。
訪れたこの日は、残念ながら展示替え期間にて休館でしたが、
10月26日(土)より、風景展が開催される予定。とのこと。
では、次回をお楽しみに