大相撲9月場所は、優勝決定戦にまで縺れ、
貴景勝と御嶽海の関脇対決で、
御嶽海が2度目の優勝を決めました。
横綱不在の今場所、大関も不振で、
優勝の行方が最後まで分からない、
ファンにとっては面白い場所でした。
相撲人気も益々盛り上がりそうです。
本日の一枚は、日本橋小網町にあるうなぎ喜代川です。

人形町近傍のオフィス街にあり、路地に東面して建っています。
寄棟造の平入で正面南端に切妻屋根の玄関を付け、背面に角屋。
一階には厨房・客席と居室、二階に座敷五室。
開発著しい都心部で良質な伝統木造建築の姿を留める
希少な店舗兼住宅です。
初代が商売を初めたのが明治7年(1874年)。
建物は、関東大震災の後、建替えられたものですが、
1927年竣工、木造2階建、銅板葺一部瓦葺、建築面積107平米。
太平洋戦争の戦火は免れ、
2018年5月に登録有形文化財(建造物)に登録されまました。
文化財登録には5代目女将が、嫁いだ時に決めたそうです。
登録に向けての女将の想いが、お店のブログからも伝わってきました。
https://www.unagi-kiyokawa.com/blog/k/k-1/
「この建物をずっと残したい」の願いを感じた次第です。
では、次回をお楽しみに