新元号、令和最初のブログとなります。
大型連休、如何だったでしょうか?
このブログの品質管理シリーズも200回を迎えました。
新しい元号の始まりに因んで、
今月からまた新たな取り組みを計画しております。
本日の一枚は、東北大学川内北キャンパス。

右手に東北大学川内厚生会館を覗いてます。
この会館は2010年1月にリニューアルオープンしました。
設計は、東北大学施設部・キャンパス計画室 針生承一建築研究所
施工は、奥田建設
2008年、開設から39年の歳月が経って、
施設の老朽化と利用者のニーズの変化、
とりわけ昼食時に訪れる約3,000人の
利用者に対する席数不足が深刻であるといった理由から、
キャンパス計画室により策定された
川内マスタープランの
重要な要素を担う改築計画として進められました。
全長100m超の円弧状平面を持つ木造平屋建て.
南北のファサードは全面ガラス開口として、
適宜筋かいとして斜め格子を配置。
東北大学キャンパスのシンボル
メタセコイヤの樹を保存しつつ建てられました。
東北大学は、国内で3番目の帝国大学として
1907年(明治40年)に創設され、
仙台においては1911年(明治44年)に開学した
東北帝国大学を前身とする大学です。
現在の理念は
「研究第一主義」「門戸開放」「実学尊重」とのこと。
先行した東京帝国大学が「官僚養成」を、
京都帝国大学が「学問」を標榜したことから、
第三の帝大である東北帝国大学は
「研究」を標榜したものと考えられています。
日本の大学の在り方が問われていますが、
改めて、研究への取り組みが肝要であると、
仙台の地で感じた次第です。
では、次回をお楽しみに