先週のスポーツは、池江璃花子選手の白血病公表で、
日本中が衝撃と応援の声に溢れました。
骨髄バンクのドナー登録が殺到するなど、
白血病に対する関心が高まりました。
治ってほしい。また、笑顔が見たいと
私も、また多くの人が望んでいます。
本日の一枚は、百十四銀行高松支店です。

JR高松駅から徒歩で10分程、高松の中心市街は
2本のアーケードに多くの店舗が連なります。
その一角にある小振りながら銀行らしい大正末期の重厚な銀行建築。
現在は、百十四銀行高松支店となっていますが、
1926(大正15)年に高松百十四銀行本店として建てられました。
設計・施工は清水組、鉄筋コンクリート造2階建てでした。
その後、1952(昭和27)年に増築、
鉄筋コンクリート3階建てとなりました。
2013年に耐震改修が行われ、今後も継続使用されることとなっています。
外壁全体を化粧タイルで覆い、
腰周りには花崗岩の切石が積まれています。
正面の2本のオーダー柱や
随所に張られたテラコッタ飾りが
歴史を感じます。
百十四銀行は、香川県高松市に本店を置く地方銀行。
明治11年11月に創業以来、昨年11月で創業140周年。
この日、琴平電気鉄道株式会社(ことでん)の琴平線で、
「バーバパパ」をデザインした車両が運行していました。
百十四銀行のイメージキャラクターだったのですね。
地域と共に歩んだ歴史を感じた次第です。
では、次回をお楽しみに