大相撲初場所は、進退を懸けた横綱稀勢の里が、
早くも2連敗。
横綱ワースト記録の8連敗となりました。
復活を信じるファンの声援が祈りに近くなっています。
稀勢の里、気張れ!
本日の一枚は、国立国会図書館関西館です。

京都府相楽郡精華町の関西文化学術研究都市に
平成14年10月に開館。
東京本館の蔵書収容能力が限界に
達しつつあるため計画されました。
高度情報化社会に対応した「電子図書館」
の機能も盛り込まれています。
平成7年度から8年度にかけて国主催の
建築設計競技として国際コンペが行われました。
設計は、株式会社陶器二三雄建築研究所。
敷地面積:約37,500平米、
建築延床面積:約60,000平米
書庫を地下、閲覧室を半地下に計画し、
建物の地上部分のボリュームをおさえて
景観上の調和に配慮した建物です。
地下部分は全体の3/5を占めており
地下2~4階が書庫となっています。
地上部分の屋根は屋上緑化されてた
のこぎり状の屋根形状となっており、
ハイサイドライトにより
室内への自然採光を確保しています。
設計の根幹は「静けさとシンプルさ」の創出と
陶器二三雄氏からのメッセージがありますが、
運営上、仕方がないのかもしれませんが、
息が詰まるほど厳重に管理された、
緊張感溢れる静謐な空間でもありました。
この静けさに身が引き締まった次第です。
では、次回をお楽しみに