2018ジャカルタアジア大会が2日閉幕しました。
2020年東京五輪の前哨戦となる今大会で、
日本選手団は前回の仁川(韓国)大会の47個を
大きく上回る75個の金メダルを獲得。
最優秀選手(MVP)には、女子では初めて、
競泳女子で6冠に輝いた池江璃花子が選ばれました。
頑張れ、日本!
本日の一枚は、谷中の観音寺です。

徳川家康が江戸幕府を開いて間もない
慶長十六年(1611)に創建されました。
この時は千代田区神田錦町の辺り。
奈良県桜井市初瀬にある長谷寺を
総本山とした真言宗豊山派の寺院です。
その後、江戸が日本の首府として動き始め
江戸城を中心とした区画整理がおこなわれ、
観音寺も境内地が御用地となり、
谷中清水坂に移転し、
延宝八年(1680)に再び現在地に移転しました。
http://yanaka-kannonji.jp/about/
赤穂義士ゆかりの寺と知られ、
境内に四十七士の供養塔があります。
この寺の当時の住職が寺を会合に
使わせたとのことです。
現存する 築地塀(ついじべい)は
幕末の頃に作られたもので、
国の登録有形文化財に指定されています。
「築地塀」とは瓦と土を交互に
積み重ねた土塀に屋根瓦を葺いたものです。

周りを現代住宅に取り囲まれてはいますが
今も、江戸時代の佇まいを残しています。
台東区谷中は下町情緒豊かな地域で、
お寺が非常に多い街。
訪れたこの日(8月25日)は、諏方神社 例大祭の最中。
(言べんのない「諏方」で珍しい、のだとか)
街のあちこちで、神輿や屋台に触れ、
下町情緒を感じるひと時でした。
では、次回をお楽しみに