西日本を中心とした記録的豪雨の被害が広がりを見せています。
今も自衛隊や消防がヘリコプターやボートで救助活動が続いています。
広島では、今日から予定されていた
阪神との3連戦は、中止となりました。
被災された地域の一日も早い再建と復興を、
心からお祈り申し上げます。
本日の写真は、今も現存する神田界隈の看板建築を幾つか。
看板建築とは、鉄筋コンクリート造で建てるだけの
資力がない中小規模クラスの商店によって
関東大震災後に数多く建設された、
かつての伝統的な町屋に代わる
洋風の外観を持った店舗併用の都市型住居です。
当時学生の藤森照信と堀勇良が、
東京建築探偵団として近代建築見て回った際に、
東京下町の商店建築に看板建築と命名。
1975年10月11日の日本建築学会大会で発表されました。
前回の江戸東京たてもの園の展示に影響を受けて、
現存する建物を見て回りました。
昔と変わらず営業を続けているのでしょうか「サカエヤ」。
看板に軽食・喫茶と明記されています。
西洋風喫茶として明治末期から一世を風靡した
ミルクホールが今も営業しているのでしょうか。。
(ミルクホールは和製語で牛乳を飲ませパンなどを売った簡易な飲食店)
また、ある場所では、内装のみ今風に改装して、
お洒落な店舗として営業している軒が連なってました。
今も町屋建築の歴史的遺産を守っています。
では、次回をお楽しみに