夏の高校野球は、各県の代表が殆ど決まってきました。
中でも昨日の西東京大会の決勝、
注目の清宮選手を擁する早稲田実業と東海大菅生は、
3万人の観客が詰めかける中で行われ、
東海大菅生が早稲田実業を6-2で破り、
17年ぶりの甲子園出場を決めました。
ここ3年とも決勝で負けていただけに、
雪辱を晴らしました。
本日の一枚は、小石川にある常光山源覚寺。

「こんにゃくえんま」で知られるお寺です。
源覚寺の閻魔さまの右目部分は
割れて黄色く濁っています。
それは、
眼病を患った老婆が閻魔大王に祈願を行ったところ、
夢の中に大王が現れ
「願掛けの満願成就の暁には、私の両目の内、
ひとつを貴方に差し上げよう」と言われたそうです。
たちまち、老婆の目は治り、
大王の右目は盲目となりました。
老婆は感謝のしるしとして
好物の「こんにゃく」を断ち、
それを供えつづけたということです。
現在でも眼病治癒などのご利益を求め、
閻魔像にこんにゃくを供える人が多く、
また毎年1月と7月には閻魔例大祭が行われ、
私が訪れた日も祭りの準備の最中でした。
http://www.genkakuji.or.jp/intro.html
眼病のご利益もさることながら、
目利きの効くご利益にもあやかりたい。
と思った次第です。
では、次回をお楽しみに