大相撲名古屋場所終わってみれば、
大方の予想通り横綱白鵬の39回目の優勝。
歴代最多勝利数も1050に伸ばしました。
横綱稀勢の里が復活しないと、
白鵬一強時代が未だ続きそうです。
本日の一枚は、駐日英国大使館。

東京都千代田区一番町にあります。
シンメトリーのルネッサンス様式。
重厚な中にも気品がある昭和初期の石張り建築。
構造は鉄筋コンクリート造2階建、
設計は英国工務省、施工は清水組、鴻池組
竣工1930年です。
それ以前、1874年に、
トーマス・ウォータースの設計による
赤レンガ作りのものが建てられましたが、
関東大震災で完全に倒壊しています。
太平洋戦争で、
大使館が閉鎖される時期もありましたが、
東日本大震災では、
ドイツ、スイス、オーストリアなど25ヵ国以上の国が
東京の大使館を閉鎖、
あるいはその機能を関西以西に移した際に、
英国はイタリアなどとともに東京都にとどまり、
英国の原子力専門家の見解を示し、
在日イギリス人に向けて、
放射能汚染を過度に恐れる必要はないことを
科学的に説明しています。
この大使館がその気品と聡明さを
現していると感じた次第です。
では、次回をお楽しみに