命がけの品質 品質管理Vol.104

大相撲夏場所は、中日を迎え、

白鵬、日馬富士の両横綱が揃って無傷の全勝。

大関を狙う関脇高安が一敗で追っています。

その後に、怪我の影響が心配された

稀勢の里が追う展開。

新旧交代は、まだまだのようです。

体操のＮＨＫ杯も、

内村選手が９連覇。自身が持つ個人総合の

連勝を４０に伸ばしました。

白井選手の活躍も目覚ましく、

新旧交代の日も近いかもです。

本日の一枚は、龍口寺（りゅうこうじ）。

藤沢市片瀬に建つ日蓮宗の本山です。

この地はかつて刑場跡で、

日蓮宗の開祖日蓮が処刑されそうになった所です。

写真の門の奥に見えるのは、五重塔。

木造ケヤキ造で五重塔としては神奈川県で唯一、

全国的にも数少ない明治期の五重塔です。

日蓮聖人は一生のうち生命にかかわる法難を

四回受けたといわれています。

「伊豆法難」、「小松原法難」、

「龍口法難」、「佐渡法難」

「龍口法難」では、いよいよ首を斬ろうと、

役人が刀をかまえたとたん、

江ノ島の方角から不思議な光の玉が飛んできて、

（雷が落ちたという説も）

役人は驚いて逃げ去り、

処刑どころではなくなったとのことです。

それ以外の小さな法難は数知れず、

日蓮上人の万民を救いたいという、

命がけの真心と熱意と信仰により、

さまざまな法難・迫害に遭いながら、

屈することなく突き進む姿は、

本物の信仰者、聖人と言わしめる所以なのでしょう。

命がけの志に想いを馳せながら、

湘南をジョギングした次第です。

では、次回をお楽しみに