プロ野球クライマックスシリーズ。
終わってみればリーグ優勝を決めた両チームが
日本シリーズ進出を決めました。
また、その戦いもリーグ戦そのままで、
セリーグは、広島の圧勝。
パリーグは、もつれにもつれて
日ハムの優勝。大谷投手が圧巻の活躍でした。
日本シリーズも目が離せません。
本日の一枚は、大阪城。

別称、錦城(きんじょう。金城とも表記)
大河ドラマ、真田丸の舞台にもなっている、
太閤はんのお城ですが、
豊臣秀吉が築いた大坂城の遺構は、
現在全て埋没しています。
現在見えている遺構は、
江戸時代に天下普請で建てたものですが、
江戸末期には、殆どが焼失。
その後、陸軍用地であった旧本丸一帯の
公園化計画に伴って
1928年(昭和3年)に再建が提唱され、
天守台石垣に新たに
鉄筋鉄骨コンクリートで基礎を固めた上に、
鉄骨鉄筋コンクリート構造を
吊り下げ工法を用いて建てられました。
高さは54.8メートル(天守台・鯱を含む)。
復興天守の中は博物館
「大阪城天守閣」となってます。
外観は『大坂夏の陣図屏風』を基に設計、
復興天守閣では初層から4層までは、
徳川時代風の白漆喰壁とした一方、
5層目は豊臣時代風に黒漆に金箔で
虎や鶴(絵図では白鷺)の絵を描かれました。
2007年(平成19年)の外壁の塗り替えの際には、
5層目の塗装がより豊臣時代に近い
デザインに改められています。
昭和3年に再建が提唱された際の
市民の寄付には、
申し込みが殺到したため、
およそ半年で目標額に達したとか。
城がその地域の人々にとって
特別な存在なのは今も同じ。
何度災害に会おうと、焼失しようと
どんな構造で建てられようと、
お城に掛ける思いは脈々と続くのだと
思った次第です。
では、次回をお楽しみに