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適正工期を考える
工程Vol.78
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今週の8日開催のパラリンピック。
日本選手団も続々入村し、
徐々に盛り上がってきました。
チケット販売が伸び悩むなどの課題もあるようですが、
この大会もまた、日本選手団のメダルラッシュに期待です。
本日の一枚は、銀座は中央通り沿いのカルティエの工事現場。

未だ、仮囲いの状態ですが、
夜は中の様子が透けて見えました。
工事中ながら何ともお洒落です。

以前は、カルチェと呼んでましたが、
今はフランスの発音に近いカルティエが一般的のようです。
フランスの宝石細工師から始まったのですが、
ヨーロッパ各国の国王の御用達になり、
ロシア皇帝も御用達に。
今では世界各国に普及しています。
有名な作品は、3連リング(トリニティ・リング)。
「この世に存在しないリング」を作って欲しいと
注文して製作されたものが最初である」
という日本の噂の真実は疑わしいようです。
銀座には、このビル以外にも多くのブティックがありますが、
日本で初めてのブティックは原宿。
店舗等の工期は、短工期が求まられます。
日本の労働環境改善の一環で、
適正工期と謳われる工期が出てきました。
一日8時間で、週休2日、
標準的な歩掛りに基づく工期の算定。
等は主な骨子となります。
弊社の工程アシストは、元々、休日の設定。
各社の歩掛りの反映が特徴ですので、
このような考えに対応しています。
請負業者が、いわゆる請け負けにならないよう、
適正なスケジュールを主張する手段が、
労働者の環境改善に繋がると良いですね。
では、次回をお楽しみに