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施設に思いを込めて
品質管理Vol.65
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大相撲夏場所は、大関稀勢の里が、
横綱白鵬と共に全勝で折り返し、
横綱昇進の可能性が大きくなってきました。
ライバルの優勝を機に、
先場所と今場所前半と安定感を示してきました。
今場所広範囲真の実力をアピールできるか、
優勝の先に横綱昇進目指して頑張ってほしいものです。
本日の一枚は、新潟日報メディアシップです。

新潟日報社の本社機能をはじめ、
新潟放送が運営する文化施設、
オフィスや商業施設などのテナントスペースが
入る多機能ビルとなっています。
2013年に竣工したこの建物は、
設計は石本建築事務所、
施工は鹿島、福田組、本間組のJV。
地上20階、高さ105m、
延床面積35,717平米です。
『現代の北前船』」という
建設コンセプトとのことで、
北前船の帆をモチーフに緩やかなカーブを
描いたデザインになっており、
夜間には両端部に取り付けられたLEDによる
「ライトセイル(光の帆布)」と呼ばれる
ライトアップが行われるそうです。
また施設のシンボルマークにも帆を張る北前船と、
日本海と信濃川の水面を模した
デザインが用いられています。
新潟駅前からほど近い場所に、
一際存在感を感じるこの建物。
人と街と時間をつなぐ思いが
込められていたんですね。
単に新しく、大きな施設で
存在感があるだけでなく、
関係者の思いがその施設の品質を高めて、
維持していき歴史を刻む施設となっていくのだと
感じた次第です。
では、次回をお楽しみに