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時を刻む速度
工程Vol.69
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春の選抜高校野球、二日目の第一試合は、
何れも21世紀枠で出場。
被災地からの釜石高校と
来春学校が統合する小豆島高校。
小豆島高校の3塁側スタンドは、
えんじ色に染まり、
そのジャンパーには、
17人の線種に続く、
18番目の選手としての
背番号18が並びました。
試合は、投手戦の好ゲーム。
小豆島9回表の反撃も及ばず、
釜石に軍配が上がりました。
本日の一枚は、道の駅よつくら港です。

2009年に県内19番目の道の駅として登録され、
2011年の東日本大震災により被災し、
営業を一時休止しましたが、
2012年夏に建物を一新した交流館が
リニューアルオープンしました。
海側では、造成工事の最中。
所々に復興を願う書き込みがあるタイルが施され、
復興の熱い思いが、伝わってきます。
震災から5年経過しましたが、この福島では、
復旧工事が中々進まない現状を目の当たりにします。
この5年の間に、様々な出来事があった時を、
この地は、5年の歳月が止まっているような気になり、
被害の甚大さを改めて痛感します。
人が歩いてない街、
工事車両ばかりが走る道路、
道から見える空き家の虚しさ。
先週、震災後初めて福島の地に足を運び、
テレビ等の映像で観る時とは明らかに異なるものを、
改めて感じた次第です。
次週も、もう少し福島についてお伝えします。
では、次回をお楽しみに