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日本のモダン
品質管理Vol.60
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男子テニスツアーのメンフィス・オープンは、
第1シードの錦織選手が
決勝で、主催者推薦で出場の18歳T・フリッツを下し、
大会史上初の4連覇を果たしました。
本日の一枚は、迎賓館。

皇居宮殿での歓迎晩餐会の答礼など、
外交儀礼のための接宴として、
天皇や皇族などが臨席し、晩餐会が行なわれます。
日本の迎賓館は、東京都港区赤坂の迎賓館と、
京都府京都市上京区の京都御苑内に京都迎賓館があり、
内閣府の施設等機関です。
通常は非公開で、接遇に支障のない時期(通常は8月)に、
一般参観することができます。
今年度はさらに、2月5日から18日まで
一般公開。前庭及び本館内の他、
初の試みとして、和風別館が公開されていますい。
現在の迎賓館の建物は、東宮御所として
1909年に建設。
鹿鳴館などを設計したお雇い外国人建築家
ジョサイア・コンドルの弟子にあたる
宮廷建築家片山東熊の設計により、
元紀州藩の屋敷跡に建てられました。
しかし大正天皇は、この御所を使用することが殆どなく、
離宮として扱われることとなり、
赤坂離宮と改められました。
その後の第二次世界大戦後、
外国の賓客を迎えることが多くなり、
1962年(昭和37年)に当時の池田勇人首相の発意によって
新たに迎賓施設を整備する方針が閣議決定。
旧赤坂離宮を改修してこれを迎賓施設とすることになり、
本館は村野藤吾、和風別館は谷口吉郎の設計協力により、
1974年(昭和49年)3月に、今の迎賓館が完成しました。
先週、見学を試みましたが、整理券が既に配布済みで、
館内の見学は叶いませんでしたが、
庭園から外観を見学することが出来ました。
西洋の宮殿建築に日本風の意匠が
混じった装飾がモダンを感じます。
今週残り僅かですが、館内を見学しては如何でしょうか?
では、次回をお楽しみに