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長期的戦略の視点
工程Vol.66
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大阪国際女子マラソンは、
福士佳代子選手が、自己ベストで初優勝。
リオ五輪にぐっと近づきました。
8年前の選考レースでは、後半失速し、
苦い経験をした福士選手、
3度目の挑戦で見事、一等賞をつかみました。
おめでとうございます。
本日の一枚は、先週に引き続き池袋の風景。
としまエコミューゼタウンです。

豊島区役所と超高層マンションが同居する、
日本初のマンション一体型本庁舎です。
設計は日本設計と日本を代表する建築家・隈研吾。
施工は大成建設。
「エコ・ミューゼ」耳慣れない言葉ですが、
「エコ」はエコロジー(生態とか環境)のことで、
「ミューゼ」は、「ミュージアム」すなわち
「博物館や美術館」。
低層部は、樹木の様なイメージで、植栽が主となっていて、
太陽光パネルや、日射制御ルーバー、
などを組み合わせた「エコヴェール」とよばれる、
装置が覆っています。
また、9階の屋上に設置される、
「豊島の森」には、小川が流れ、
ホタルが舞う、のだとか。
8年越しでメダルに臨む福士選手、
地球環境に配慮した人々が集う建物。
どちらも長期的視点に立っての取り組み。
将来を見据えた工程管理の大切さに
共感を覚えた次第。
今年の夏には
高層ビルが立ち並ぶ池袋の地に
蛍を観に伺いたいものです。
では、次回をお楽しみに