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世界の品質?
品質管理Vol.57
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昨日、京都で行われた
皇后杯第34回全国都道府県対抗女子駅伝。
序盤から最終区まで京都と兵庫が首位争いを展開してましたが、
最終区で4位でもらったタスキを、
アンカー鈴木選手が、見事な逆転優勝。
愛知県が悲願の初優勝を飾りました。
本日の一枚は、TOYPARK博品館。

1899年創業の「帝国博品館勧工場」は、
全館がバラエティに富んだ
テナントにより構成されてました。
因みに、勧工場(かんこうば)は、
固有名詞ではなく、業態を指す名称。
明治時代の日本には全国に存在していたとか。
百貨店の全身と言われています。
当時は、煉瓦造り3階建。
屋上左端にモダンなモスク風の
鐘塔付きの時計塔が設置されていました。
建築は、アメリカ帰りの建築技師伊藤為吉。
彼は、服部時計店、愛宕ホテル、
本郷春木町の中央会堂なども手掛けました。
また彼は、発明家として生涯に70近い特許をとり、
和製レオナルド・ダ・ヴィンチと言われた。とか。
日本最初のドライクリーニング店を開店するなど、
話題満載の方です。
1921年に、4階建ての近代ビルに改築され、
銀座の商店では初めてエレベータを設置。
この頃から、百貨店と呼ばれるようになります。
関東大震災後は百貨店営業を断念してましたが、
創業80年を記念して1978年に現在の10階建てのビル
となりました。
今日も、様々なおもちゃが所狭しと、
各階に並んでいます。
日本のおもちゃは、
世界に通用する品質なのかと。
ふと、思った次第です。
では、次回をお楽しみに