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今、正月休み(春節)
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昨日、東京マラソンが開催され、
約3万5千人が疾走しました。
朝はあいにくのお天気でしたが、
ランナーにとっては、
ちょうどいい条件で、完走率も高かったようです。
読者の中にも参加された方もいらっしゃると思います。
お疲れ様でした。
本日の一枚は、横浜中華街 関帝廟。

旧正月の最中に一寸行ってみました。
祀られているのは関聖帝君(かんせいていくん)。
三国志に出てくる劉備に仕えた関羽です。
高名な武将であったことから旧くは武神として、
現在は主に商業の神として信仰されてます。
元は塩の密売業者で
算盤や大福帳を開発したという伝説もあります。
実際の民間における崇拝は唐朝時代から始まっています。
歴代の王朝は関羽の信義・忠勇の精神を世人の手本とし、
さまざまな称号を贈り、神明として勅封しました。
中国はもとより世界各地の中華街など華僑の町には
ほぼ必ず関帝廟や祭壇が設けられています。
日本は1873年(明治6年)に横浜につくられました。
更に10年ほど前の1862年、
一人の中国人が關羽の木像を抱いて、
現在の地にささやかな祠を開いたといわれます。
これが横浜の關帝廟の始まりです。
三度の焼失を乗り越え、今のは、第四代目です。
春節のニュースでは、
中国からのお買い物のニュースが目につきますが、
中国の歴史を訪ねるのも一興です。
年度末を控えて休んでいられないところですが、
ひと時のお休み気分に浸りました。
では、次回をお楽しみに