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緻密な工程管理
工程Vol.47
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バドミントン全日本総合選手権では、
大会史上4人目の女子高生チャンピオンの誕生。
高校生の山口茜(17)が、2連覇を狙った三谷美菜津
を破り、初優勝を飾りました。
山口選手、おめでとう!
本日の一枚は、行ってきました、あべのハルカス。

2010年1月9日に着工、2014年3月7日に全面開業、
と今年出来たばかりですが、
既に足を運ばれた方も多いかと存じます。
地上60階建て、高さ300mで、
日本で最も高い超高層ビルであると同時に、
日本初の「スーパートール」。
世界では、約300m以上の超高層ビルを、
特別に高い超高層ビルとして
スーパー・トールと呼んでいるようです。
その数およそ70棟。中国、アラブに多く建設されてます。
日本国内の構造物としては東京スカイツリー(634m)、
東京タワー(332.6m)に次ぐ3番目の高さです。
敷地面積は28,738.06平米、
建築面積は24,975.25平米(建蔽率87%)、
延床面積は352,981.73となります。
構造形式は鉄骨造と鉄骨鉄筋コンクリート造、
ビル名称の「ハルカス」は古語の「晴るかす」に由来して、
「人の心を晴れ晴れとさせる」という意味があり、
来訪者に爽快感や心地よさを感じてもらいたい、
という思いが込められています。
設計全般を竹中工務店、
外観デザインを竹中工務店と
シーザー・ペリ(ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ代表)、
施工を竹中工務店、奥村組、大林組、大日本土木、
銭高組からなる共同企業体が担当です。
道路・鉄道が複雑に入り混じる場所であることに加え、
百貨店を営業しながら、敷地一杯に建設され、
施工の難しさが伝わってきます。
この時の工程管理は、
24時間体制でかなり緻密なものであったことは、
想像に難くありません。敬服の極みです。
快晴で視界に恵まれた
地上300メートルからの眺望を見ながら
日本の技術力に関心した次第。
では、次回をお楽しみに