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たてものに愛情を
省エネVol.110
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プロ野球もそろそろ大詰め。
将にクライマックスを迎えています。
セリーグは、巨人にマジックが点灯。
パリーグも上位3チームが固まりつつあります。
このままの順位でリーグ優勝が決まるのか。
それとも逆転優勝があるのか。
本日の一枚は、横浜第二総合庁舎。

みなとみらい線の馬車道駅を出てすぐの場所に、低層部分は昔ながらの面影を残しつつ地上23階の高層棟がそびえる建物。国の出先機関が入る高層合同庁舎です。
日本有数の貿易港、横浜港がある関内(北仲通)地区。
当時、最も重要な役割を果たしていたのが生糸でした。
関東大震災で壊滅的被害を被りましたが、
その復興期の建築として
大正15年(1926年)生糸検査所は再建。
そして、平成7年(1995年)、
その外観を復元した形で
高層棟を含む大改築が行われました。
建物正面上部に飾られた紋章は、
蚕が孵化した巨大な蛾を表わし、今も健在です。
昔からの面影を残す風景が残っているのは、
人の心を和ませます。
若い人にとっては、物珍しく、
逆に新しさも感じるかもしれません。
昔からある古い建物やその面影が、
今もなお道行く人々や来場者の方々に
素敵な空間を提供している。
その建物に愛着を感じるのは私だけでしょうか。
たてものに愛情を
皆様とお会いする際や
省エネの際のキーワードにしています。
では、次回をお楽しみに