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工程管理の教育
工程Vol.41
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先週、夏の甲子園が幕切れしましたが、
今年は、高校軟式野球も熱かった。
中京(東海・岐阜)と崇徳(西中国・広島)の準決勝が31日、
延長46回から再開され、
延長50回の末に中京が3―0で勝って、
4日間に渡って繰り広げられた
“世紀の死闘”にピリオドが打たれました。
更に、驚いたのは、その日、
決勝戦が行われ見事、中京が優勝。
中京の松井投手は、50回、709球を投げ切りました。
本当にお疲れ様でした。
本日の一枚は、一寸変わった感じのマンション。

斬新な印象すらうける風貌ですが、1970年竣工で建替えも検討された建物。狂気の建築家、異端の建築家と呼ばれた渡邊洋治の代表作、第3スカイビル(鉄のマンション)。
通称「軍艦マンション」今は、GUNKAN東新宿と
名を改め現在も満室のマンションです。
このマンションはコンテナ状の「ユニット」の集合体で、
全体で150コものユニットが
細い本体の左右にくっついています。
このユニット型マンションのルーツは、彼の師の師にまで遡り、
渡邊洋治の師にあたるのが、建築家吉阪隆正。
その吉阪隆正の師に当たるのが、
20世紀最大の建築家と言われる
ル・コルビュジエ(1887~1965)その人です。
即ち、渡邊洋治はコルビジェの孫弟子に当たります。
この「ユニット型マンション」という発想を
さらに極端に、ラディカルに発展させたのが
黒川紀章の「中銀カプセルタワービル」です。
彼は、ひ孫弟子ということになります。
先日、東新宿駅を降りて新宿区職安通りを歩くと、
コルビジェのモダニズム建築の本流を
感じることができました。
景気回復の影に、人手不足が叫ばれる建設業ですが、
特に、若手育成に頭を悩ませている
先輩技術者の方々も多いかと思います。
弊社の工程管理を支援するサービスにおいても、
工程アシストというソフト販売にとどまらず、
工程管理の技能習得の手助けに尽力したいと考えてます。
単なるソフトのマニュアルから、技能習得の教材へと、
関連ツールも進化させるべく準備中です。
これからも技術者育成のご支援に精進していきます。
では、次回をお楽しみに