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駅前の品質
品質管理Vol.31
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夏の甲子園、早いもので本日決勝戦です。
昨日準決勝が行われ、大阪桐蔭と三重が勝ち進みました。
大阪勢は、過去に16度も決勝に進み、11勝5敗。
その内、大阪桐蔭は3回進出し何れも優勝しています。
一方、三重勢は、2度目の決勝進出。
その時は四日市が優勝しています。
松坂の三重高校は初の決勝進出。
前評判では、大阪桐蔭に分があるようですが、
三重に頑張ってもらいたいものです。
本日の一枚は、長岡市シティホールプラザ アオーレ長岡。

愛称:アオーレ長岡。このアオーレは長岡弁で「会いましょう」を意味する「会おうれ」をもじったもので、名付け親は、当時小学5年生の女の子です。
一般公募、全国から5552件の名称案から見事選ばれました。
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/shisei/cate01/ao-re/
長岡市が市役所機能の中心市街地集約化と、
老朽化した旧厚生会館の後継施設整備の2つを柱に、
市民交流の拠点施設として整備を進め、
2012年(平成24年)4月1日にオープンしました。
先代の長岡市役所本庁舎は4代目、
1995年の阪神淡路大震災の頃から、
耐震性の不足が明らかになり、
2004年の新潟県中越地震では、
庁舎機能が一時停止する事態にもなりました。
また、2005年に長岡市は、4市町村の編入合併により拡大し、
事務スペース不足や利便性にも問題がありました。
その後、2度にわたる整備事業の計画の末、
現在のシティーホール建設に至りました。
設計は隈健吾。前回コンペで次点者でしたが、
雪辱を果たし、見事最優秀者に選出されました。
3棟を免震支承と制震ダンパーを介して繋ぎ、
耐震性を高め、
太陽光パネルや雨水中水化システム等
で環境負荷の低減を図ってます。
写真では、この3棟に面した広場
「ナカドマ」が中心に写ってますが、
これが、設計者のコンセプトを象徴しています。
外装部は長岡城の市松模様をモチーフとして、
地元産のスギ材で作った
簀子状のパネルを外壁に張り付けている等
長岡の歴史、産物が採り入れられています。
内装にも、栃尾紬や小国和紙等の特産品が
用いられています。
久しぶりに伺った長岡駅、その際は工事中だった
屋根付き連絡通路(スカイデッキ)を
3分ほど歩いて本庁舎の3階に連絡していました。
他にも駅前の活性化の計画があり、
先週その工事の品質管理のご支援をすべく伺った次第。
長岡駅前の更なる活性化につながるよう、
品質管理の面からも役立ちたい、という思いが湧き上がります。
では、次回をお楽しみに