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和の精神を担ぐ
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台風の影響で開会が遅れた夏の甲子園。
昨日の第7日で、49代表の初戦を終えました。
今年は、北信越勢の躍進が目覚ましいようです。
北信越勢の全5校が初戦突破。これは史上初めてとのこと。
また、東北勢も昨年同様の5校が勝ち残ってます。
皆さんは、どの県の代表を応援されてますか?
本日の一枚は、永代通りから臨む、
富岡八幡宮例大祭の連合渡御の風景です。

天候はそれほど暑くもない一日でしたが、かの有名な水掛け祭りで、時より肌寒く感じるほど、盛大に水をかけて祭りの盛り上がりを演出してました。
例年8月15日を中心に行われる富岡八幡宮の例祭は、
「深川八幡祭り」とも呼ばれ、
赤坂の日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭とともに
「江戸三大祭」の一つに数えられています。
今年は3年に一度の「本祭り」。
富岡八幡宮の御鳳輦が氏子町を巡るほか、
53基の町神輿が勢揃いし
約8kmを渡御する「神輿連合渡御」が行われました。
13日から行われる祭りのクライマックスが
17日(日)の「神輿連合渡御」。
神輿を担ぐ「ワッショイ!ワッショイ!」の掛け声が
早朝より町会のあちこちから聞こえます。
神輿の起源は、高貴な人が乗った
「輿(こし)」という乗り物にさかのぼり、
奈良時代に神社から神様を分霊する際に、
輿を用いたことから、
神の輿、「神輿(みこし)」と
呼ぶようになったのだそうです。
また、その掛け声の語源は
「和し背負へ」という言葉だそうです。
神輿は、担がれて「ワッショイ、ワッショイ」
と地域をねり歩くことで、
ありがたい光を地域一帯にまきちらす。
とも言われてます。
「和」を貴しとする心を、込めて、
「ワッショイ、ワッショイ」の声が
一段と大きくなります。
文明が進んだ現代において、
未だ紛争が絶えない世界に
この「和」の心が世界中の人々の心に育って欲しい
と願うばかりです。
終戦のこの時期に、世界平和を祈りつつ、
神輿を一日中担いで、今は肩が真っ赤に盛り上がってます。
では、次回をお楽しみに