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工程表現etc.
工程Vol.39
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今日は七夕です。
子供の頃は、願い事を短冊に書いた事だと思いますが、
大人になると中々機会が無いように思います。
日本男子ゴルフは、石川遼選手が、2年ぶりの優勝。
首位と2打差で追う最終日。
プレーオフの末の勝利をつかみました。
次は、アメリカでの優勝!と短冊に書いたでしょうか。
今日の一枚は、富山城です。

滝廉太郎の「荒城の月」の着想の元になった城のひとつといわれています。現在、富山市郷土博物館として運営されてます。富山城は、中世、天文元年に神保氏の家臣、水越勝重によって築かれ、その後、神保氏が3代に渡り居城しますが、戦国時代には、争奪の的になり、
上杉謙信に城を追われたり、織田信長の後ろ盾で、
入城したりと城主が激しく入れ替わります。
江戸時代になって、加賀藩第三代藩主前田利常が
次男利次に10万石を与えて分家させ、
富山藩が成立し、
13代まで前田氏の城として明治維新を迎えます。
今も、10代藩主・利保の隠居所として建てられた
千歳御殿の門が、公園内に移築されています。
この門は三間薬医門といわれる格式の高い城門建築で、
現存する同形式の門は東大の赤門(旧加賀屋敷御守殿門)
だけという貴重な遺構です。
富山のシンボルである富山城、
富山に寄った時には必須の場所です。
前回、BIMと工程について記載しましたが、
従来の全体工程や月間、週間工程といった
期間に応じた工程線の表現とは別に、
平面的に工事の進捗状況を表現するものも多く活用されています。
これは、どちらかと言うと紙芝居的な表現になりますが、
その日の搬入経路がどうなっているのか、
関係業者がどの位置で作業しているのか、
その周辺状況がどうなっているのか、
等事前に確認出来るものを使って、
コミュニケーションを図っています。
工事を円滑に進めるために工程の表現も様々です。
では、次回をお楽しみに