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ガラス張りの運用
見える化Vol.11
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開催が危ぶまれたソチパラリンピックでしたが、
開会式ではウクライナからも参加で始まりました。
そして日本は、連日のメダルラッシュ。
スーパー大回転座位で狩野選手が二つ目の金。
日本のメダルはこれで通算5つとなりました。
本人の努力もさることながら、
選手の活躍を支えるチェアスキーの製造技術にも関心が高まります。
このフレームを製造するのは愛知の車いすメーカー。
国際大会でも、上位十人のうち八、九人が日本製とのこと。
ものづくりニッポン、まだまだ健在です。
本日の一枚は、車窓からの東京国際フォーラム。

今でも新鮮な印象をもたらすユニークな建築物。
船を題材にしたガラス棟が何とも印象的です。
旧都庁舎を立て替え、1997年1月に完成オープン。
東京都は行政機能を新庁舎として副都心で成長が期待される新宿へ、文化・情報機能を集客性にすぐれる丸の内に建設することを選択。設計はアメリカのラファエル・ヴィニオリ氏。50カ国、395件が参加したコンペから選ばれました。最もシンボリックな建物であるガラス棟は全長約207m、地上高57.5m、使用されているガラスは壁面だけでも約2600枚。火災発生時も巨大な空間を利した自然排煙ルートを設け、ガラス棟独自の放水設備を備えています。
http://www.t-i-forum.co.jp/what/
この透明度の高い建物に内外が見渡せる爽快感を感じます。
建物の運用も見える化を更にガラス張りにすることで、
省エネや節電が具体的になっていくことを連想した次第です。
では、次回をお楽しみに