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夜の華やかさは我慢?
省エネVol.102
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涙と感動のソチ五輪を終えて、
今週の7日からパラリンピックが始まります。
この時期に、ウクライナ政権が崩壊し、
ロシアの軍事介入の動きが気掛かりです。
ウクライナ南部のクリミア半島はロシア軍が掌握。
ソチはこの南東に位置しています。
パラリンピックの祭典に暗い影を落としています。
国連総会は五輪とパラリンピックの期間中、
世界中の紛争の休戦を求める決議を採択していますが、
ロシアが軍事介入を進めないことを祈るばかりです。
本日の一枚は、葛西臨海公園の観覧車。

直径111m、高さ117mは、日本最大。
東京のランドマークや関東の観光名所が一望に出来ます。
観覧時間は、約17分。キャビン内には景観案内放送も流れて景色を一層楽しめるようになっています。
東京都葛西臨海公園は平成元年に開園し、葛西臨海水族園もマグロの回遊で有名です。
夜間のイルミネーションも時々刻々と変化して東京の夜空を演出できるのですが、現在は、節電の為、夜間のイルミネーションを控えているようです。
この観覧車、日本一の地位が来年までになりそうです。
来年には大阪の万博記念公園「エキスポランド」跡地に
高さ130mの大型観覧車の建設計画が来年の開業に向けて進められています。
計画当初は、170mの世界一を目指していたそうです。
意外にも、世界は観覧車の建設ラッシュが続いている、とのこと。
米ニューヨークで高さ190mの計画が一昨年発表され、
昨年は、アラブ首長国連邦のドバイで210mが着工。
米ラスベガスでは、高さ244mという構想もあり、
観覧車の「世界一」をめぐって各国の競争はヒートアップ。
巨大観覧車は、その国の経済力や技術力を映す“鏡”でもあるようですが、
イルミネーションを点灯しなければ、
観覧車の存在価値も今一つではないでしょうか。
計画停電に怯えるより夜の華やかさを我慢する方を選択してしまいます。
日本の景気が回復基調にあるものの、
節電や省エネは、未だ未だ取組むべき課題だと感じます。
前々からお伝えしていることですが、
先ずは電力消費の「見える化」から始めてみませんか。
健康な体作りは、健康診断等の自身の健康状態をしることから。
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では、次回をお楽しみに