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融合する技術
品質管理Vol.25
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月日の流れは早いもので今週から12月。
福岡国際マラソンは、なんと一般参加のマーティン・マサシが初優勝。
市民ランナー川内選手は日本人トップ。
途中から飛び出すも28キロで集団に追いつかれ、
そこから粘りに粘っての3位。
ゴルフの賞金ランキングは、何れも初。
女子は、森田理香子選手が横峰選手と競り勝ち僅差の獲得。
男子の松山英樹選手は、新人選手として史上初の賞金王。
来年から海外メジャーでの活躍が期待されます。
松山選手も指導者に頼らず自分のスタイル(スイング)を作っているとのこと。
市民マラソンの川内選手と意外な共通点です。
組織力も大事ですが、やはり個の力も中々のものです。

本日の一枚は、東京の湾岸から臨むレインボーブリッジと富士山です。先週に引き続きゆりかもめの車窓から、本日の写真は夕焼けに浮き出るように富士山を見ることが出来ました。レインボーブリッジや有明のビル群とのコントラストも乙なものです。
富士山それ自身も眺めは素晴らしいものがありますが、
都会の喧騒の中から臨む眺めもこれまた素晴らしい。
この風景から、葛飾北斎の富嶽三十六景、江戸日本橋を連想します。
富嶽三十六景は葛飾北斎の代表作にして、浮世絵風景画の代表作で、
「神奈川沖浪裏」や「凱風快晴」は、余りにも有名です。
その中の江戸日本橋は、東海道の起点であり、
魚河岸として栄えた日本橋の活気と江戸城、
そして遠くに見える富士が絶妙なバランスをもって描かれています。
そして、現代の工事現場にも昔からの風景を残しながら、
新しい技術が入り込んでいます。
現場の品質管理については、
弊社より写真管理システムや仕上げ検査システム等をご紹介していますが、
最近の人手不足により、この手のご相談が増えてきました。
現場での携帯品も携帯電話、デジカメ、
iPadやタブレットPCと様々なものが出回っています。
タブレットが出始めた頃、期待されつつも、現場の条件に照らし合わせると、
普及が難しかったのですが、軽量化、機能強化、ソフトの普及等により、
改めて導入する動きが活発になっていることを感じます。
昔ながらの考え、素晴らしい手法と新しい技術やソフト。
北斎の浮世絵のように旨く融合することを切に望みます。
弊社から紹介するソフトや機器も日々進化を遂げていますが、
それが、皆様の活動に取り入れられ融合し、活性化するよう、
日々願ってます。
では、次回をお楽しみに