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秋の夜長の終わりに
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大相撲九州場所、1敗同士の横綱が千秋楽で直接対決。
日馬富士が5場所ぶり6度目の優勝を決めました。
ここ4場所優勝争いから遠のいていましたが、
存在感を示す場所となりました。

本日の一枚は、ゆりかもめの車窓から豊洲の景色です。高層ビルの間にスカイツリーも写っています。ゆりかもめの沿線にはまだまだ空地が残っていて、周辺の道路には工事車両の往来が絶えません。途中には大型プロジェクトの工事現場が幾つか見受けられました。
江東区の湾岸地区は、築地の移転先あり、
オリンピック施設建設予定地あり、
その他マンション予定地や住宅に付随する様々な施設が必要となります。
埋立地の建設には、液状化の懸念もありますが、
耐震性の備えも日本の最新技術を活かしたものであると期待しています。
この日の帰路では、
夕日がとても美しく富士山のシルエットも綺麗に浮かび上がっていました。
先週、寒く乾燥した日が続きましたが、夕日や星が綺麗な季節になりました。
そこで、早朝いつもより早起きして、公園から東の空を眺めています。
お目当てはアイソン彗星。
発見者が所属する国際科学光学ネットワーク
(International Scientific Optical Network)の略称で、
近日点通過時(太陽に最接近するとき)の
太陽の中心からの距離が約190万キロメートルと求められていて、
太陽に極端に近づく軌道を持っていることが分かっています。
そして、太陽に最も近づく11月29日(日本時間)前後には、
明るさがマイナス等級に達することが期待されています。
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2013/ison.html
先週、双眼鏡を片手に何とか見ることが出来ました。
各地で観測できた報告があり、
場所によっては肉眼で見えた人もいたようです。
太陽に極端に近づく軌道を持つ彗星の場合、
近日点通過の際に、彗星本体が分裂したり崩壊したりして、
姿を消してしまう可能性もあります。
近日点通過の後も、再び日の出前の東の空に姿を現すことを期待して、
秋の夜長から既に冬の夜空にその他の星座と共に
一度しかお目に掛かれない彗星を楽しみたいものです。
では、次回をお楽しみに