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関西も元気!
品質管理Vol.23
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プロ野球は、22日、巨人が2年連続35度目のセ・リーグ優勝を決めました。
原監督の優勝回数は、長嶋終身名誉監督の通算優勝回数の5度を抜き6度目となり、
名将との声も聞かれます。
パリーグでは、闘将星野監督の楽天が優勝間近です。
そして、阪神はCSシリーズでリベンジなるか。

今日の一枚は、中之島フェスティバルタワー。朝日新聞社、朝日ビルディングが進めている四つ橋筋を挟んで相対する「大阪・中之島プロジェクト」です。東地区のフェスティバルホールは今年、4月に開業。西地区も2017年完成に向けて既に解体工事が進められています。設計は日建設計、施工は竹中工務店。地下3階地上39階建て高さ200mの複合施設です。
日本初の本格的な音楽ホール、フェスティバルホールは、1958年に建設され、
大阪の文化・芸術の発信拠点として長らく親しまれ、
2700席の規模と「天空から音が降る」と称される優れた音響のホールでした。
旧フェスティバルホール壁面のレリーフ「牧神、音楽を楽しむの図」は、
当時と同じ信楽焼によって再制作されて新ビル外壁に引き続き設置されています。
また、構造的にも大ホールの上に超高層ビルを積み上げるため、
幾つかの特徴的構造計画が施されています。
最も特徴的なものは、巨大トラスと中間層免震。
巨大トラスが支える超高層のセンターコアフレーム。
低層階には、ホールの大空間を支える大臣柱に力が伝わっていきます。
その他にもハットトラスやオイルダンパー等が配置されて耐震性を向上させています。
先週ご紹介した工事写真管理システムも大阪の会社での採用も増えています。
東京オリンピックで設備投資の集中化が心配される中、
大阪でもしっかり芸術復活の施設建設が進められていました。
音楽、ファッション様々な文化活動は場所を選ばず、
芽吹いていることに気付くことが出来た出張の際、
復活した舞台芸術の拠点で
一度は降り注ぐ音に触れてみたいと感じた次第です。
では、次回をお楽しみに