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7年後の工程
工程Vol.34
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2020年夏季オリンピック開催地が東京に決まりました。
その朝東京の空には、虹が架かっていました。
招致委員の方々の歓喜の涙をテレビで見ながらもらい泣き。
その後の報道で、この日が猪瀬知事の奥さまの49日と聞き、また涙。
この日の東京の天気は、夕方から雨になりましたが、うれし泣きの涙に感じました。

そこで、本日の一枚は、ホームページからお借りしたこのオリンピックのメイン会場となる「新国立競技場」。
デザインは、イラク出身でロンドンを拠点に活躍するザハ・ハディドさんによるもの。
建築家・安藤忠雄さんが審査を務めるコンペで決まった。とのこと。
2018年度に完成予定で収容人数は8万人、総工事費は1300億円。
屋根は開閉式で雨天にも対応しています。
デザイン通りに造れば2千数百億円になるかもしれない。
とも言われてますが、どうなりますか。。
2012年5月の東京五輪一次選考の際は、以下の課題が挙げられましたが、
市民の支持が70%にUPするなどこの1年間でこれらの課題を克服してきました。
(1)放射線、地震への不安
(2)電力の確保
(3)市民の支持率
これからの7年間で、実施に向けての課題が残されてますが、
日本の皆が一つになって突き進む原動力になる期待感が膨らみます。
工程表でいうと、
今まで概算工程だったのが、実施工程へと進んでいくことになりました。
関係者含めてより一層、気持ちが高まり、個々に具体的な動きが加速します。
今後、東京を中心にインフラ整備や施設建設等の設備投資が膨らむのは必至。
新たな雇用が15万人生まれるとも言われています。
現状では、ゼネコンの技術者不足が慢性化し、悩ましいところだと思います。
限られた人員で如何に効率的に工事を進めるか。
近年、工程管理ソフトや品質管理ソフトに関心が高まっているのを肌で感じます。
これからも、工程、品質に関わるソフトの提供や運用支援に邁進していく所存です。
では、次回をお楽しみに