見える化最初の一歩 省エネVol.92

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　見える化最初の一歩
　　省エネVol.92
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水泳の世界選手権で男子４００メートル個人メドレー、
１９歳で早大１年の瀬戸大也(だいや)選手が、優勝。
日本人選手が個人メドレーで金メダルを獲得したのは、
五輪、世界選手権を通じて初めての事です。
瀬戸選手、おめでとうございます。

本日の一枚は、我が家の電力盤です。この電力盤に、無線型電力メーターを取り付けました。日本での商品名は、節電モニター「はやわかり」。元は英国の商品で、製品名は「ＯＷＬ(ふくろう)」。フクロウは古代ギリシャでは女神アテナの従者であり、「森の賢者」と称されるなど知恵の象徴。
フクロウの目の感度は人間の100倍。
両耳は、音源の方向を立体的に認識することが可能で、
フクロウの監視能力を象徴しています。
製品名の由来を確認したわけではありませんが、
梟から製品イメージを勝手に膨らませ、
英国のセンスに感服した次第。

そしてその実力は、英国での約45万台出荷の実績。
世界各国で１００万台とも言われてます。
それもそのはず、英国政府がオックスフォード大学に依頼した
「節電行動と習慣化」に向けた調査論文に基づき、
節電行動を支援するもっとも簡単で安いツールとして開発されました。
オックスフォード大学の論文によれば、
電力をリアルタイムに見える化するだけで、
約５％から15％の節電（電気代の削減）を
実現していると研究成果で証明されています。

一方日本では、2009年、当時法政大学ﾋﾞｼﾞﾈｽｽｸｰﾙ大学院生の、
リーンエナジー社長が節電に関係するビジネスモデルを研究しており、
国内のスマートメーターや電力監視装置が非常に高額であることから、
製品の調査を海外に転じた際に、
英国のこの製品に巡り合ったことから起業に至ってます。

http://www.lean-energy.net/news_release/hayawakari

私も見える化の入門商品として、興味があったのですが、
自分自身が使ってっもいないのに人に勧める訳にもいかず、
実際に使ってみました。
モニターでリアルタイムに見えるの勿論ですが、
仕事柄気に入ったのは、
計測されたー電力量がその日の時間単位、分単位まで見える事。
我が家でも使用量が多い時間を振り返って、
その日にどんな使い方をしたから、
こうなったかを数値的に確認することが出来ます。
節電をひたすら辛抱することによって実現するのではなく、
見える化によってゲーム感覚で取り組むことができるのも、
今の時代にマッチしていると感心させられます。
価格も9,800円と手頃で通販等で販売されています。
(私は下記から購入)
http://item.rakuten.co.jp/edenki/ed843600/

月々電気代が５千円程度のご家庭でも
十分(１年程度で)投資回収が可能です。

取付前の注意点は、
１）７０Ａ以上の容量では付けられません。
２）ブレーカーの2次側（下側）が銅版で隠れて、
　　配線が見えないものは要注意(専門業者の工事が必要)です。
３）監視モニターを電力盤から５ｍ以上離すと無線が飛ばなくなります。

今年の夏も暑い日が続いております。
あまり、お金をかけずに節電したい方にはお勧めです。

電力以外の分野でも省エネをご検討の方、
上記の条件に当てはまらない方、
もう少し投資しても効果が期待できる方や企業は、
弊社の「ファマボット」も一度ご検討ください。

では、次回をお楽しみに